8月23日にPR TIMESさんとの資本業務提携について発表させていただきました。
キメラのようなスタートアップにとって重要なお仕事であるPR。これをすべての日本の企業に身近なものにしてくれたのがPR TIMESさんです。PRは企業の存在や、その価値を伝える上でとても有効な手段であり、ぼくはしばしばPRそのものを企業の生存確認、とも表現しています。
キメラのように、連続して新たな取り組みについて情報を発信し、新たな機会につなげることは、事業を存続させるためにも必要な手段です。
PRは企業と社会、顧客とのコミュニケーション手段であり、それ目的は単なる顧客獲得のためだけのツールではありません。そういう目線でPRの活用を捉えられると、それは都市部の企業だけではなく地域の企業だったり、NPOだったり、自治体だったりと様々な活用のチャンスを見いだせると思います。
そんなこんなで、PRという情報インフラ、コミュニケーションツールに全力で取り組むPR TIMESさんとキメラは、社会の情報流通をもっとかろやかにしていくという意味でとてもよいパートナーになれると信じています。
今回の資本提携は、ここに至るまでの約一年、とても苦しい道のりでした。でも最終的に善いパートナー企業に出会えたことは、キメラのこれからを考えると最高の結果だったと思います。
思えばぼくがキメラにジョインしてから初めての提携をした凸版印刷さんとの出会いも、同じような思いであった気がします。
キメラは、新聞社、出版社、Webメディアという幅広い意味でのパブリッシャーをはじめ、社会の情報流通をもっとかろやかに、そしてそこに流れる情報の価値を高めていきます。
事業に向き合っていく上で、こういう組織と組織、そこにかかわる人と人との化学反応が起こることが、事業をつくっていくうえでも意義の深いことだと考えています。今後もこういった新たな化学反応の発見に全力で取り組んでいきます。